三井寺(滋賀県)
2015-05-07


三井寺は、滋賀県大津市園城寺町にある天台寺門宗の総本山です。
正式名称は長等山園城寺と言います。 歴史的には非常に古く、672 年に壬申の乱で大友皇子が崩御した頃に園城寺が建立されたと伝えられています。

入り口の石碑を見ると、「三井寺」ではなく「園城寺」になってます。 「三井寺」の呼称で呼ばれるようになったのは、天智・天武・持統の3代の天皇の産湯をこの寺の霊泉を使用した事により、「御井(みつい)の寺」と呼ばれた事かららしいです。
禺画像]

大門(仁王門)
歴史を感じされる存在感のある門です。 建てられたのは 1452 年ですが、常楽寺の門を秀吉が伏見に移し、1601 年に家康によって現在の場所に移築されたと伝えれています。 意外と天下人と関わりの深い門のようです。
禺画像]

食堂(釈迦堂)
はっきりとはわかりませんが、室町時代の建物だそうです。 昔の資料では大門をくぐったこの場所に食堂が画かれている事から食堂として移築されたと考えれれています。 現在は釈迦如来が祀られている事から釈迦堂と呼ばれています。
禺画像]

金堂
この大きな金堂は、1599 年に秀吉夫人、北政所によって建てられた物です。
一重入母屋造のこの建物は国宝に指定されています。
禺画像]

禺画像]

三井の晩鐘
この鐘は、弁慶の引き摺り鐘の後継ぎとして 1602 年に鋳造された物です。
浮世絵師・歌川広重によって画かれた近江八景の一つ、三井の晩鐘として知られています。  こんど滋賀に来た時は、近江八景でも巡ってみますか..。
禺画像]

閼伽井屋
この金堂に密着するように建っているのが閼伽井屋(あかいや)です。 「あかいや」とは、仏前に供養する水を汲む井戸の事です。 この建物の中にあるのが「三井」の由来となった霊泉です。 1600 年に再建された建物です。
禺画像]

霊鐘堂(弁慶鐘)
中には「弁慶の引き摺り鐘」が置かれてます。 この鐘は、弁慶が奪って比叡山に引き摺り上げて撞いてみると「イノー(関西弁で帰りたい)」と響いたので怒って谷底に捨てたという言い伝えがあります。 (中で写真を撮って良かったのか解らなかったので外から撮影...。)
禺画像]

一切経蔵(八角輪蔵)

続きを読む

[滋賀県]
[旅行]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット