100 名城の一つ、丸亀城の天守は現存12天守の一つでもあります。
1597 年に生駒親正が高松城の支城として築き、ほぼ現在の形で完成していたようです。 1641 年には生駒氏のお家騒動により山崎氏に城主が代わりますが後継ぎがなく3代で終わります。 1658 年に京極氏が城主になり明治時代まで続きます。
シルバーウィークを使って四国の 100名城を回るプラン。 最初の1個目が丸亀城で、東京から13時間以上かけてやっと到着。 丸亀市立資料館の駐輪場にバイクを止めて散策を開始します。
玄関先御門と番所・長屋
城に通じる場所では無いので何の門だか疑問でしたが、藩主居館への入り口だったようです。 門には番所が隣接しています。 番所は御駕籠部屋にも使用されていたそうです。
大手一の門、二の門
上が一の門、下が二の門、それと大手門から見た内堀の様子です。
当初はもっと南にあったそうですが、京極氏が入城する際に現在の位置に移築されたようです。 大手一の門には時間を伝える太鼓が置かれ、太鼓門とも呼ばれてました。
本丸周辺の石垣
反りが見事で高い石垣です。 石垣の高さは22m あります。
石垣は打ち込みハギでつまれており、だいたい同じくらいの大きさの石にそろえられています。
三の丸
見返り坂を上った先に三の丸がありましたが、現在はだたの広場です。
これと言った物が見当たらなかったので先に進みます。
戌亥櫓跡
明治2年の火災で焼失してしまい、現在は残念ながら土台のみしか残ってません。 眺めの良い場所なので多くの人が集まってました。
天守
やっと天守に到着しました。 三重三階の層塔型天守ですが、正直、思ったよりも小さい印象を受けました。 大きな城だと櫓でもこの位のサイズがありそうです。 とは言え、貴重な現存天守。 受付で 100 名城のスタンプを押した後内部を見学します。 ちなみに天守が完成したのは 1660 年なので、築城を開始してから3年後です。
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