2023-09-16
郭には一定間隔で礎石らしき石が置かれており、そこに建物があったのだと思います。
この後、坂下門付近から二之丸を眺めた所。 ここからの方が礎石の並びが良くわかります。
郭を目一杯使う感じで建物が建てられていたようですね。
結構、大きな建物だったようですが、何に使われていた建物だったのでしょうか?
的場跡
二之丸奥から下を見ると的場跡が見えます。
本来は的場跡に入れるはずなのですが、訪問当日は二之丸より先が通行止めになっていました。 崩落とか、何かしらの問題が発生していたのかも知れません。
ここで折り返す事にします。
石垣の所々に巨石があります。
苗木城には巨石が多いので、自然石を石垣に利用しているのかも知れません。
奥に坂道が見えますが、その辺りに台所門があったようです。
奥の坂道から上に登って行きます。
石垣の下の方に建物跡らしき礎石が見えます。 結構、建物が多かったみたいですね...。
さらにその下には、先ほど歩いてきた遊歩道が見えます。
苗木藩は1万石程度の小さな藩でした。 この規模の大名の場合、城は持たない場合が多いようですが、苗木藩は石高に対して立派な城を持っていたようです。
この規模の城を維持するには、財政的に大変だったかも知れません。
大矢倉跡
17世紀中頃に築かれた大きな櫓台です。 櫓は三階建てで、苗木城最大の建物でした。
一見すると、天守台かと思うほど立派な物です。
1階は3方が石垣に囲まれており、石垣に登ると現在でもその様子が見れます。 1階は倉庫のように使われていたようです。
位置的にはこの奥にある北門を見下ろす場所になります。
駈門跡
この門の先には竹門がありました。
裏口的な門なのかも知れませんが、説明が無かったので役割については分かりません。
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