琴川ダムは、冨士川水系の山梨県が管理するダムです。
本体着工が 2001年、完成が 2008年なのでかなり新しいダムです。
標高約 1,500m にあるダムで、日本でもっとも標高が高い場所にある多目的ダムです。
ダムの目的は洪水調節、水道用水、発電、河川環境の保全などです。
琴川ダム湖岸広場 駐車場
管理事務所に駐車場があるのか、また、一般車の通行が可能なのかも不明だったので、琴川ダム湖岸広場の駐車場にバイクを停めました。 この辺りは観光で来ている人が多いようで、駐車場には多くの車が停まってました。
ただ、ここから管理事務所 700m くらい離れているので、歩くと結構時間がかかりました。
奥の方に琴川ダムが見えます。
結構、距離があります。
手前に見えているのは琴川ダムによって作られた人工の湖、乙女湖です。
琴川ダムに行く途中にあった建物。
インクラインのようなレールが湖向かって伸びているので、艇庫で間違いないでしょう。
多分、この建物の中にメンテナンス用のボートが格納されているのだと思います。
琴川ダム管理事務所
ようやく到着。 ダムカードはここで貰う事が出来ます。
実際にここまで来て見ると、数台停められる駐車スペースもあり、特にゲートとかも無かったのでここまでバイクで来れましたね...。
琴川ダムは重力式コンクリートダムで、堤高 64m、堤頂長 262m です。
使用したコンクリートは 207,000〓 もあります。 また、標高が高い事もあり、冬季休工中は -20℃ 以下になる日もある為、コンクリート養生方法には工夫が必要だったようです。
コンクリートの打設には拡張レア工法を使用。
ダム上部の様子です。
舗装道路の幅は 5m ほどで、一般車両は通れません。
通った所で行き止まりですが...。
左奥に見えるのがエレベーター室で、右奥に見えるのが取水施設です。
取水施設
多分、取水水位が調整できる選択取水設備だと思います。
ここで取水した水を使ってダムの下の発電所で発電し、その水が水道用水として導水トンネルで送られているのだと思います。
ダムの下の様子です。
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