大番所 面番所
大番所の中で面番所と呼ばれている部屋です。 「次の間」、「番士詰所」とも呼ばれており、定番人や番士がこの部屋を使用していました。
定番人はほぼ世襲で引き継がれ、関所の事情に詳しい役人でした。 番士は旅人の関所改めや施設の管理などを行っていました。
面番所の縁側では、出女の取り調べも行われてました。
以外だったのは、男性は制度上、手形が無くても関所を通行出来たようです。 ただ、不審者と疑われるのを避ける為、名主や寺が発行した往来手形を携行していたようです。
上番休息所
大番所の裏側にある棟続きの建物で、役人の食事を作る場所や風呂場などがあります。
大番所が職場だとしたら、こちらは生活の場と言った所だと思います。
上番休息所 勝手板の間
役人の食事を作ったり、休憩をする部屋になります。
部屋の中央には囲炉裏があります。
写真には写ってませんが、手前側は土間になっています。
関所では中間が雇われ、関所役人の身の回りの世話や、馬の世話などを行いました。
上番休息所 湯殿
こちらは湯殿と呼ばれる風呂場です。
寺院にある風呂はスチームサウナのような物が多いのですが、箱根関所は少し違うようです。
大きな盥が風呂桶かと思ったら違うようで、盥にお湯を汲んできて湯浴みをしていたようです。
大きな盥の中でお湯を浴びていたような使い方だったのかも知れませんね...。
上番休息所 土間
上番休息所の土間です。 竈の他、箒、提灯、蓑などの用具が置かれてました。
奥に見える部屋が勝手板の間で、その奥に見えるのが湯殿です。
下雪隠
こちらは大番所の雪隠(便所)です。
厩の裏側にあり、大番所から少し離れた場所にあります。
一人用ですかね..。
厩
大番所の隣にある建物で、五頭の馬がつなげる大きさの厩です。
実際には二頭の馬がつなげられており、空いたスペースには関所を囲む冊の予備や、火消し用の道具などが置かれてました。
関所の建物は全て黒塗りですが、これは柿渋と松を焼いたススを混ぜた塗料が塗られているからです。 この塗料には防腐効果があります。
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