富山県中新川郡立山町にある巨大なダムで、黒部川第四発電所がある事から「黒四ダム」とも呼ばれてます。

1956 年〜 1963 年にかけて建設され、171 人もの犠牲者が出るほど建設は困難を極めました。

ダムに向かう途中の風景があまりにも美しかったのでバイクを止めて記念に一枚。

黒部ダムの駐車所に到着。

この道路の左側がバイクの駐車場所なのですが、道路がかなりの急坂で、バイクが倒れないか不安を感じるほどです。　もう少し平な場所を用意してもらえると助かるのですが...。

トロリーバス

ダムへは直接車で乗り入れる事はできないので、このトロリーバスで向かいます。　トロリーバスは屋根から伸びている集電装置から電力の供給を受けて動く電気自動車で、電車とバスを合わせたような乗り物です。

昔は結構走っていたそうですが、現在ではここが日本唯一の稼働場所になります。

トンネルをひたすら登り続けて黒部ダム駅へ到着。　ずっとトンネル内を走行するので、トロリーバスとは発想が面白いです。　電車より安上がりだり、ガソリンエンジンだと排ガスの処理が面倒だし...。

このトロリーバスは 6.1km の距離を16分で移動します。

駅についたら 220 段の階段をひたすら登ります。

黒部ダム

観光放水は ６月下旬〜１０月中旬なのでこの時期はやってません。　残念。

でも周りの山々には多くの残雪が残っており美しい風景です。

このアーチ式のダムも美しく、高さ 185m は現在でも国内１位です。

総貯水量も２億立方メートルと言う想像が付きにくいサイズで、とにかくスケールが違います。

再びトンネルを通って展望台からダムの方へ移動します。

ダムの上を歩くと改めてそ巨大さに驚きます。　カメラを持って下を写すのが怖いくらいです。　このダムが完成したのは 1963 年なので、これだけの巨大建造物を造った当時の技術の高さが見て取れます。

堤頂幅は 8.1m なので、全体の規模から考えると以外と狭い感じがします。