郷土の森博物館は、東京都府中市にある建物を中心とした屋外博物館です。 建物の数は少ないですが、江戸東京たてもの園に似た所もありますが、こちらの方が公園的要素が強いかも知れません。
あじさいまつりに来たのは久しぶりです。 今年は7月5日まで開催されています。 200円という入場料の安さも好感が持てます。
旧府中尋常高等小学校校舎 (村野四郎記念館)
昭和10年に建てられた小学校の中心部を復元した建物です。 当時は教室数が35もありました。 昭和54年に新しい校舎に建て替えられるまで使用されてました。
内部は昔の教科書なども展示されています。 このレトロ感が非常にここち良いです。 なお、この建物は詩人、村野四郎記念館も兼ねています。
旧田中家住宅
江戸時代中期〜明治にかけて甲州街道府中宿にあった住宅を復元した物です。 府中近辺に明治天皇が来訪した時には休息所・宿所としても使用されました。
左側の建物が、明治天皇が休憩した建物です。
旧島田家住宅
明治21年に建てられた商家です。 1階が店舗、2階、屋根裏が倉庫として使われていました。 1階内部は昔の店舗が再現されています。
旧府中町役場庁舎
大正10年に建てられた洋風庁舎です。 昭和29年の府中町、多摩村、西府村の合併まで庁舎として使用され、その後も図書館、教育研究所として使用されました。
旧越智家住宅(ハケ下の農家)
江戸時代後期〜昭和まで使われていた茅葺屋根の農家です。
ちなみに「ハケ」とは、立川段丘崖の事で、ハケ下とは、「段丘崖の下」の事。
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