今回は那須塩原の滝巡り。

以前、福島〜日光方面にツーリングした時に、那須塩原方面の滝をいくつか観てきたので、今回はこの地方２回目の滝巡り。

塩原に人が住み始めたのは縄文時代中期、温泉が見つかったのは 806〜809年頃と言われてます。　塩原温泉は相当昔から知られていたようです。

回顧（みかえり）の滝

国道400号から塩原バレーラインへ分岐する辺りにあるトンネルの手前に駐車スペースがあるのでそこにバイクを停車します。

1916年頃、この辺りまで「塩原軌道」が開通しており、この駐車場の辺りには「塩原口駅」があったらしいです。　路線は 1933年に僅か２３年で廃止されてしまいます。

滝へのルートは「急坂コース」と「緩やかコース」の２ルートあります。　楽するつもりだったのですが、何を血迷ったのか、行きの下りを「緩やかコース」、帰りの登りを「急坂コース」を歩いてしまいます...。

観瀑台に向かう途中にある回顧のつり橋。　昭和６２年に完成し、長さは 100m あります。

結構立派なつり橋ですが、歩いてみると結構揺れます。　強度的には体重55kg の人が 360人乗っても大丈夫で、55m の強風にも耐えられるらしい...。

観瀑台に到着。　駐車場から観瀑台との往復は３０分程度。

観瀑台は滝の対岸にあるので、滝までの距離はそれなりあります。

落差は 53mもある大きな滝です。

竜化の滝

先ほどの回顧の滝から国道 400号を少し進んだ所にある竜化の滝入り口駐車場にバイクを停めます。　近くにバス亭もあり、１時間に１本程度は走っているようです。

駐車場からは国道沿いの遊歩道をしばらく歩く事になりますが、この木の板でできた遊歩道は非常に滑りやすく、足元には注意した方が良いです。

沢沿いに登っていく遊歩道は、奥多摩・御岳山のロックガーデンを思い出します。

天候の差もあるかも知れませんが、こちらの方が水量が豊富なので美しく感じます。　

風挙の滝