弥山は弘法大師空海が100日のおよぶ求聞持法の修業をした場所と伝わる山です。
厳島神社から弥山までの間にある弥山原始林は世界遺産にも登録されています。
山頂の弥山展望台でしばらく風景を楽しんだ後、干満岩側のルートを通って下山する事にします。
古くから信仰の対象となっていた山の為か、山頂付近にも石仏が点在していました。
上から見ると、山頂付近の険しさが解ります。
今は階段が整備されていて簡単に登れますが、昔は山頂に登るのは大変だったと思います。
干満岩
下山して少し進むと弥山七不思議の一つ、干満岩が見えてきました。
大きな巨石に不思議な穴が開いており、穴の中の水位が潮の満ち引きよって変化すると伝わります。 また、水には塩分が含まれているそうです。
この穴がどうやって開いたのか、とても不思議な岩です。
大日堂
干満岩から更に下山すると大日堂が見えてきます。 1599年に毛利輝元によって再建された建物のようです。 最初に建立された年代は不明なようですが、少なくとも 1300年頃には存在していたようです。
山裾にある大聖院は、昔は弥山全体を伽藍とする寺院だったようです。
弥山本堂を通過し、ロープウェイ乗り場まで戻り下山する事にします。
ロープウェイは途中の「かや谷駅」で乗り換えます。
大聖院・仁王門
紅葉台駅から遊歩道を歩きながら大聖院に向かいます。
大聖院は空海が弥山で修業をした 806年に開基したと伝わりますが、正確な所は不明なようです。 空海が宮島に訪れたと言う事自体がはっきりしていないようです。
大聖院は
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