宮ケ瀬ダムは、愛甲郡愛川町半原、相模原市緑区青山、愛甲郡清川村宮ヶ瀬にまたがるダムで、相模川流域の人口増加に伴い 1969年にダム建設の計画が発表されました。
水没地域住民の移転に伴う補償交渉は難航しましたが、1984年にダムサイト建設地域も含めて全ての交渉が妥結しました。 すべての工事が完了したのは 2000年になります。
重力式コンクリートダムとしては体積コンクリート量日本1位の規模ですが、これほど大規模なダムが東京近郊にある事を知りませんでした。
当日、「宮ケ瀬ダム水とエネルギー館」の駐車場は車は満車状態でした。 ダムの反対側にも数台停められそうですが、混雑している時は「あいかわ公園」の駐車場を使うのが無難かも知れません。 意外と人が多いですが、人気スポットなのでしょうか?
かなり大きな宮ケ瀬湖ですが、集水面積は、相模ダム、城山ダム集水エリアと比べるとかなり小さいようです。 ただし、貯水量は倍近くあります。
宮ケ瀬湖は道志導水路で道志川と繋がっており、道志川の水を誘導して貯める事が出来ます。 また、貯めた水を道志川に戻す事により城山ダムに貯める事もできます。
ダムの上を歩いて対岸の事務所に向かいます。
事務所で判ったのですが、どうやら今日は年に一度のダム内部の見学会が行われている日だったようです。 Google Map を眺めていての思い付き訪問でしたがラッキーでした。
普段は7月末に行われているイベントのようですが、今年度は台風の影響で中止となった為、この日に行われたようです。
事務所で簡単なアンケートに答えて受付を済ませると、ご覧の階段を下りてダム内部に入ります。 帰りはエレベータで登れるのでご安心を。 (歩いて登る事もできますが...。)
普段は見れない光景です。 階段からダムの壁を近くで見ると、その巨大さに圧倒されます。
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