諏訪大社は、上諏訪神社、下諏訪神社と言う別々の神社でしたが、明治の頃に国策で一つの神社に変更しました。 上社、下社はその名残で、格式に差が無いのもその為のようです。
格式に違いはありませんが、上社本宮が一番観光地として発展しているように思います。
ここは、大きな駐車場があり、バイクを止める場所にも困りませんでした。
参道にも多くの売店があるので、お土産はここで買って帰りました。 紅葉も良い感じです。
この鳥居の先が本宮の境内になります。
祈祷殿
本来は鳥居をくぐると左側に進み、布橋を通って参拝するのですが、布橋が修復工事の為に通行出来ない為、祈祷殿横の階段を直進して参拝する順路に変更されていました。
上社本宮は横に長いので、これだと即、参拝完了になります。
参拝所
上社本宮の参拝は、幣拝殿の前では無く、この参拝所から行います。 なので、幣拝殿の様子は良く分かりませんでした。
諏訪神社の歴史的な経緯が良く分からないのですが、武田氏が滅亡した後、織田信忠により焼き討ちに合い消失しているようです。 武田氏が崇拝していた神社なので気に食わなかったのでしょう。
そこから良くここまで再興した物だと思います。
勅願殿
本来は天皇の祈祷を「勅願」と言うらしいですが、ここでの勅願殿は祈祷を行う場所のようです。
幣拝殿は恒例祭典や重要神事を行う場所で、個人の祈祷は勅願殿で行っているようです。
でも、参拝所に入る手前に「参拝殿」があったのですが、そことの役割分担が良く分かりません。
建物は 1690年に建てられたようで、外観からも歴史を感じさせます。
神楽殿
布橋は改修工事中で通行不可ですが、一応、そちらの方も散策してみます。
大きな太鼓が設置されているのが神楽殿です。 1827年に建立さ、太鼓も同じ年に奉納されました。
太鼓の皮は1枚の牛皮で、日本1と伝わります。 元旦の朝には使われているようです。
神楽殿も太鼓も多く立派な物でした。
天流水舎
どんな晴天でも雫が3滴、屋根から落ちてくると伝わる水舎です。
また、この水を雨乞いに使用すると必ず雨が降るとの言い伝えがあります。
昔の手水舎でしょうか?
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