東京都 青梅鉄道公園
2021-02-14


青梅鉄道公園は 1962年に鉄道開業90年記念事業として当時の国鉄が開業した公園です。
園内には昔の蒸気機関車や客車などの実物が展示されています。
かなり昔からある施設ですが、最近まで存在を知りませんでした。

青梅宿散策の最後に訪れたので、西分神社から徒歩で移動しました。 途中、道を見失って墓地の中を歩く事になってしまいましたが、なんとか到着。 青梅駅からは登坂を歩く事になるで、駅から徒歩で訪問するには少し苦労するかも知れません。
入場料は 100円と非常に安いです。 これで採算が取れるのでしょうか?
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D51形 452号
D51 は D50 の後継として 1936年から製造された主要幹線貨物用の機関車です。
戦前〜戦後にかけて活躍し、1,100 両以上が製造されました。 ディーゼルや電気式を含めても、同型種として日本でもっとも量産された車両になります。
この車両は 1940年に汽車製造(1972年に川崎重工業に吸収)で製造され 1972年まで運用されました。 走行距離は地球 60週分にもなります。
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運転席は、電子化された現在の車両には無い、独特な美しさがあります。
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クモハ 40054号
1932 〜 1942年に製造された車種で、国鉄が東京、大阪の通勤用に使用していました。
乗客数を増やす為、国鉄で初めて採用された前兆 20m 級の車両です。
この車両は 1935年に田中車両工場(現在の近畿車両株式会社)で製造され、当初は総武線で使用されました。 1945年には青梅線に配属され、1車両で運用されていたようです。
クモハ40系は 1978年に全車両が引退しています。
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E10形 2号
旧国鉄が最後に新造した急勾配用の機関車です。 日本最大のタンク式蒸気機関車であり、また、日本で唯一、後ろ向きに使用する事を前提として設計された車両です。
この車両は 1947年に汽車製造(1972年に川崎重工業に吸収)で製造され、同型はたった5両しか製造されませんでした。 現存するのもこの1両のみで、かなり特殊な車両だったようです。
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C11形 1号
旧国鉄の前身である鉄道省が 1932年から近距離旅客用に使用したタンク式機関車です。

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