玄蕃尾城は、1582年に柴田勝家によって築城されました。 翌年の賤ヶ岳の戦いではここに本陣を置き羽柴秀吉と対峙しました。 戦いは、大垣城から想定外の速さで戻ってきた秀吉の反撃に合い、勝家は敗走します。 その後、玄蕃尾城が使用される事は無かった為、当時の陣城の姿が良く残っています。 場所的には福井県と滋賀県の県境のようです。
玄蕃尾城の名は柴田勝家の家臣、佐久間玄蕃盛政に因むものとして伝わります。
柳ヶ瀬トンネル
玄蕃尾城駐車場への林道は Google Map には記載されてません。
行き方が非常に分かりにくかったです。 当日は琵琶湖側からの訪問だったので、国道 364号から県道 140号に入ります。 県道に入るとすぐに柳ヶ瀬トンネルが見えます。
ここは、旧北陸本線のトンネルだった場所で、現在でも車道として使用されています。 一車線を信号で交互に通行する場所なので、内部の様子はドラレコの動画から一コマを拝借。
なかなか良い場所です。 気に入りました。
柳ヶ瀬トンネルを出てすぐ右側に林道への入り口があります。 林道の状態は思ったよりも良好でしたが、道幅が狭く、落石や枝が散乱してました。
自分のバイクで来れる場所なのか不安でしたが、なんとか玄蕃尾城の駐車場に到着。
続100名城のスタンプを押します。 駐車場のスタンプは11月末まで設置されています。
ここから主郭まで徒歩20分です。
ここにも「熊注意」があったので、熊除けの鈴をスタンバイして散策を開始します。
少し登ると堀切のような場所が見えてきました。
自然に出来た地形には見えないですが、城の一部なのかは不明です。
近くに小さな社があったので旅の安全を祈願して先に進みます。
左側の斜面を登って行くと玄蕃尾城。 ここからしばらく急な坂を登る事になります。
真っすぐ行くと行市山砦跡です。
ちょっと興味が湧いたのですが、「3.5 km」の案内を見て行くのを止めました。 さすがに往復 7 km 歩く暇はありません...。
坂を登りきると平な場所に出ます。 「細長い曲輪かな?」と思ったのですが、この後に出現する案内を見て「あ、まだ手前なんだ..」と知りました。
ここも、紅葉が綺麗ですね...。 紅葉を楽しむ為に来る人もいそうです。
大手虎口(南虎口)
「郭1」への入り口となる、大手虎口の複雑な構造が見えてきました。
多分、当時はもっと深い堀で、土塁との落差がもっとあったのだと思います。
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