秋田県鹿角市の大湯環状列石は、1931年に発見された縄文時代後期の遺跡で、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つです。
紀万座と中野堂の2つの環状列石を中心とした、元前 2000年〜紀元前 1500年頃の遺跡で、環状列石には川原石が使用されています。 環状列石の周辺からは掘立柱建物跡の他、土偶、石棒、石刀など、儀式で使用されたと思われる物も数多く出土しています。
大湯ストーンサークル館 駐車場
駐車場は、大湯ストーンサークル館の駐車場を使用させてもらいました。
とても広い駐車場なので、停める場所には困らないと思います。
大湯ストーンサークル館と縄文広場です。
大湯環状列石のガイダンス施設である、大湯ストーンサークル館を先に見学する事にします。
遺跡のマップが掲載されたパンフレットが入手できるので、先に大湯ストーンサークル館を見学した方が良いかと思います。
建物の前にある縄文広場は、環状列石をイメージした物のようです。
今年は熊が人間の生活圏まで下りてくる問題が多発しており、大湯環状列石も例外では無いようでした。 あちらこちらに注意書きがありました。 来年は落ちくと良いのですが...。
ガイダンス施設から、万座環状列石の方に移動します。
広々とした良い場所です。 遠くの方に再現された集落建物が見えます。
夜、こんな場所で星を見てみたいですね..。 でも、熊が出るのか..。
環状配石遺構
石で作ったサークルの中に、4本の柱跡が見つかっています。
火を使った痕跡もあり、環状列石が使われなくなった後に作られたと考えられています。
五本柱建物跡
多分、背の低い木のサークルの中にある大きな木5本が、建物の柱位置だと思います。
五本の木を囲む、背の低い木のサークルは何なのでしょうか?
イメージが付きにくい遺構です。
柱列跡
案内では、この付近に柱列があったとの事。
特に再現されている訳でも無いので、柱が並んでいた場所は不明です。 ただ、円形に少し芝の色が違う所が並んでいたので、「この辺りか?」と思って撮った一枚。
御所野遺跡でも柱が並ぶ所を見た事があるので、多分、それに近い感じかと思います。
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