千葉県 片倉ダム
2024-12-06


片倉ダムは千葉県君津市にある重力式コンクリートダムで千葉県が管理しています。
本体着工が 1994年で、完成は 2001年です。 先ほど訪問した亀山ダムのすぐ隣にあるダムですが、こちらはだいぶ後に作られたダムのようで、君津市にある5つのダムの中では一番新しいダムになります。 このダムは亀山ダムと連携して機能し、主な利用目的は洪水調節、流水の機能維持、水道用水の確保などです。

片倉ダム管理所
亀山ダムからバイクで 10数分程度の距離でした。
バイクは管理所の駐車場に停めさせてもらいました。
ダムの近くに片倉ダム管理所があったので、ここでダムカードが貰えるのかと思ったらだれもいなかったので焦ったのですが、住所を確認したらダムカードを配布している管理事務所はここでは無かったです。 まずは、一安心。
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片倉ダムが見えてきました。
比較的、新しいダムですが、建物のデザインが少しレトロな感じがします。
中央部分が常用洪水吐として機能する自然越流方式のゲートで、その左右に非常用洪水吐として機能する自然越流方式のゲートです。 ゲートと言っても、自然越流方式なので、水位が上がると自然と流れ出る仕組みです。
片倉ダムはゲートレスなダムで、重力式コンクリートダムでは珍しいかも知れません。
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堤高は 42.7m、堤頂長は 154m です。
千葉県の多目的ダムとしては、堤高が一番高いダムとの事。
でも、そんなに大きなダムには見えないですね..。
奥に見える大きな建物が取水設備です。
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笹川湖
片倉ダムによって作られた人工の湖です。
亀山湖と同じように、かなり複雑な形をしてます。 地図上では川が太くなった程度にしか見えません。 総貯水容量は 841万〓 なので、亀山ダムの亀山湖と比べると半分程度の大きさです。
笹川湖も貸ボートとかで釣りが可能なようです。
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取水設備
多分、ここから取水した水をダムの下にある利水設備室に送っているのだと思います。
ダムの水は、湖の底から 25.5m より上の層で、そこから 8.3m 程度上の層の水が利用されるよです。 多分、底の方の水は砂利とかを含むので使わないのでしょう。
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水位計室
こちらの小さな部屋が水位計室です。
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