岡本太郎の作品が川崎市に寄贈された事をきっかけに、岡本太郎の作品を展示する美術館の構想が立ち上がり、1999年に開館した美術館です。
以前、岡本太郎の特別展を見に行った時に存在を知り。今回、足を運ぶ事にしました。
岡本太郎の作品を展示する施設の訪問は、
岡本太郎記念館に続いて2カ所目です。 岡本太郎の作品は、独創的で、見ていて普通に楽しいです。
バイクが停められる駐輪場が分からなかったので今回は電車を使い、向ヶ丘遊園駅から徒歩で向かいました。 実際に歩いてみると、思ったよりも距離がありました。 ただ、後から分かったのですが、川崎市立日本民家園の近くにバイク用の駐輪場があったようです。
母の塔
岡本太郎美術館のシンボル的な塔です。
大きさが伝わり難い作品ですが、一緒に写ってる人と比べるとその巨大さが分かります。
太陽の塔もそうですが、岡本太郎の作品には、巨大な物が多数あります。
この作品の原型が作られたのは 1971年のようで、ちょうど太陽の塔が建てられた頃だと思います。 岡本太郎美術館の母の塔は 1999年なので、この塔の建設に岡本太郎は直接関わっては無さそうです。 この塔の建設が面白いのは、さいしょに先端部分が完成し、徐々にジャッキアップしながら建てれた事です。
原型と思われる作品の方さは 176cm ですが、この塔は 30m もあります。
館内の撮影は、商用以外の個人利用目的で、自撮り棒、三脚、ストロボなどを使わなければOKです。 岡本太郎の作品は、撮影OKなケースが多く、なかなか太っ腹です。
岡本太郎の発言には、「無償」とか「無条件」と言った言葉が多く、誰にでも見て貰える作品的な考えが大きいのかも知れませんね...。
作品も印象的ですが、発言も非常に印象的な人物でした。
青空
岡本太郎の絵画には「目」が多く描かれてますが、ギョロっとした物が多いです。
この絵の目は可愛らしくて好きです。 ただ、この作品は「血のメーデー事件」をテーマにした作品なので、そんな平和的な絵では無さそうです。
この事件では、デモ隊と警察官との衝突により死亡者も出ており、そのような殺伐とした世界を表現してるのかも知れません。 この目は何を見てるのでしょうか...。
午後の日
岡本太郎の作品は、顔を扱った作品が多いです。
色んな表情の作品があり、この作品は笑顔が素敵です。
作品名が「午後の日」なので、これから楽しい予定でもあるのでしょうか?
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